「つらい学校生活」高3女子生徒が自殺、いじめの可能性調査 熊本

 熊本県立矢部高校3年の女子生徒(17)がいじめの可能性をうかがわせるメモを残して自殺していたことが14日、分かった。「つらい学校生活」との記述があり、学校は原因を調査する。

 同日、校長と県教育委員会が記者会見し発表した。校長によると、生徒は11日朝、自宅で自殺を図り、搬送先の病院で死亡が確認された。メモは生徒の携帯電話に残されていた。個人名の記述はなかった。

 学校によると、生徒は真面目でしっかりした性格で、欠席せず登校していた。学校はこれまで、この生徒へのいじめは把握していないという。

 生徒の保護者から13日、学校に原因を調査してほしいと依頼があった。校長は「専門家の意見を踏まえながら早急に対応したい」と話した。

2013.4.14 19:01 産経ニュース



県立高3年女子が自殺 「いじめの可能性」調査

 県教委は14日、県央の県立高3年の女子生徒(17)が11日に自宅で自殺したと発表した。女子生徒の携帯電話に記された遺書とみられる文書に「つらい学校生活を送る中で」との記述があり、同校は「いじめの可能性も含め、自殺に至った背景を慎重に調べる」としている。

 県庁で会見した校長らによると、女子生徒の父親が11日朝、女子生徒を発見。搬送先の病院で死亡が確認された。携帯電話のメモ機能を使って残されていた文書に、個人名やいじめを受けたとの記載はないが、「学校生活に関する苦しい胸の内がつづられており、重大に受け止めている」と説明した。

 女子生徒の両親が「(自殺の原因を)調査してほしい」と伝えており、同校は生徒や教職員を対象とした調査を始める。具体的な態勢や方法は未定。県教委は、スクールソーシャルワーカーや臨床心理士を派遣して校内調査を支援するほか、生徒らの心のケアに当たる。

 県教委が1月に実施した無記名アンケートで、同校内でいじめの報告が3件あったが、女子生徒と思われる事例はなかったという。

 女子生徒は運動部に所属し、自殺する前日まで無欠席。校長は「明朗活発でまじめな生徒。しっかりした将来の目標を持っていた。教職員や友人は驚いている」と話した。
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県央の県立高3年の女子生徒が自殺したことについて会見する県教委幹部ら=14日、県庁

2013年04月14日 くまにちコム



高3女子がメモ残し自殺 熊本、いじめの可能性

 熊本県立矢部高校3年の女子生徒(17)がいじめの可能性をうかがわせるメモを残して自殺していたことが14日、分かった。「つらい学校生活」との記述があり、学校は原因を調査する。

 同日、校長と県教育委員会が記者会見し発表した。校長によると、生徒は11日朝、自宅で自殺を図り、搬送先の病院で死亡が確認された。メモは生徒の携帯電話に残されていた。個人名の記述はなかった。

 学校によると、生徒は真面目でしっかりした性格で、欠席せず登校していた。学校はこれまで、この生徒へのいじめは把握していないという。

(共同)

2013年4月14日 18時16分 中日新聞



高3女子生徒がメモ残し自殺

 熊本県立矢部高校3年の女子生徒(17)がいじめの可能性をうかがわせるメモを残して自殺していたことが14日、分かった。「つらい学校生活」との記述があり、学校は原因を調査する。

 同日、校長と県教育委員会が記者会見し発表した。校長によると、生徒は11日朝、自宅で自殺を図り、搬送先の病院で死亡が確認された。メモは生徒の携帯電話に残されていた。個人名の記述はなかった。

 学校によると、生徒は真面目でしっかりした性格で、欠席せず登校していた。学校はこれまで、この生徒へのいじめは把握していないという。

[2013年04月14日 18:16]大分合同新聞社



熊本の県立高女子生徒が自殺 メモに「学校生活つらい」

熊本県教育委員会は14日、同県山都町の県立高校に通う女子生徒(17)が、自殺したと発表した。女子生徒の携帯電話のメモ機能には学校生活がつらかったといった言葉が書かれていたといい、県教委と高校はいじめの可能性も含めて調査する。女子生徒の父親は朝日新聞の取材に対し、「だれが読んでもいじめがあったとしか思えない」と話した。

 県教委などによると、11日午前7時10分ごろ、女子生徒が自宅敷地内の納屋で首をつっているところを父親が発見。病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。

 女子生徒の携帯電話のメモ機能には「つらい学校生活を送っていた」などと書かれており、ほかにも遺書と思われるような文言が書かれていた。「いじめ」という言葉や特定の生徒の名前は書かれていなかったという。女子生徒の両親は13日、学校に自殺の原因の調査を求めた。

 同校によると、女子生徒はこれまで学校を休んだことはなく、亡くなる前日も変わった様子はなかったという。2年生の女子生徒は取材に対し、「亡くなる前から仲間はずれにされているといううわさがあった」と話した。

2013年4月14日20時43分 朝日新聞デジタル



いじめ?高3女子が自殺 熊本・山都町

熊本県山都町の県立矢部高校3年の女子生徒(17)が、いじめを示唆する内容のメモを残して自殺していたことが分かった。月井雅晴校長と県教育委員会が14日に記者会見して明らかにした。メモには「つらい学校生活」との記述もあり、学校側はいじめの有無も含めて、同級生への聞き取りなどで原因を調査する。

 学校によると、女子生徒は11日朝、自宅で自殺を図り、家族が見つけて病院に運ばれたが死亡が確認された。いじめを示唆するメモは生徒の携帯電話に残されていた。個人名の記述はなかった。学校側は「メモにあったいじめの具体的な内容は明らかにしない」としている。生徒の保護者から13日、いじめの有無などについて調査の依頼があったという。

 女子生徒は新学期が始まった8日以降も変わった様子はなく、学校側はこれまで、いじめは把握していないとしている。

 女子生徒の父親は西日本新聞の取材に対し「メモによると、匿名での中傷に悩んでいたようだ。家族にそぶりも見せていなかった。気付いてあげたかった」と語った。

2013/04/15付 西日本新聞夕刊



熊本で高3女子自殺、いじめの有無調査へ

 熊本県教委は14日、記者会見を開き、同県山都町の県立高校3年の女子生徒(17)が自宅で自殺した、と発表した。本人の携帯電話のメモ機能に学校生活がつらいとする趣旨の記述があり、学校はいじめの有無も含め原因を調査する方針。

 発表などによると、11日午前7時10分頃、自宅の納屋の中で生徒が首をつっているのを家族が発見した。119番したが、すでに心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。携帯電話の記述の詳細は明らかにされていない。校長は「特定の生徒からいじめを受けたというような文言はなかった」と話している。

(2013年4月15日 読売新聞)



高3女子が自殺、いじめの有無も含め調査…熊本

 熊本県教委は14日、同県山都(やまと)町の県立高校3年の女子生徒(17)が11日に自殺した、と発表した。

 生徒の携帯電話のメモ機能に、学校生活がつらいという趣旨の記述があり、学校側はいじめの有無も含めて原因を調査する。

 発表などによると、11日午前7時10分頃、自宅の納屋で生徒が首をつっているのを家族が発見し、119番した。搬送先の病院で死亡が確認された。

 メモの詳細な内容は明らかにされていない。校長は「これまでの学校の調査で、いじめは把握できていないが、専門家も交えて原因を調査したい」と話している。

(2013年4月15日 読売新聞)



熊本・高3自殺:「つらい学校生活」女子生徒がメモ

 熊本県山都町に住む県立高校3年生の女子生徒(17)が自宅で首をつって自殺した問題で、生徒が「つらい学校生活を送っていた」などといじめの可能性をうかがわせる内容のメモを残していたことが分かった。14日に記者会見した高校の校長が明らかにした。校長は家族の申し入れを受け、生徒へのいじめがなかったか調査する考えを示した。

 校長によると、メモは生徒の携帯電話に残されていた。個人名などの記載はなかったが、校長は「読み取りようによってはいじめの可能性を感じさせる。専門家の意見を聴きながら早急に対応を検討する」と話した。教員らは「特に変わったところはなかった」と話しており、県教委が実施した1月のアンケートでもいじめは把握できなかったという。

 生徒は欠席もなく、明朗活発な性格で運動部に所属していた。生徒の父親は毎日新聞の取材に「娘のメモを読むといじめられたと取れる文言もあった。いじめがあったのかなかったのか知りたい」と話している。

毎日新聞 2013年04月15日 13時13分(最終更新 04月15日 14時20分)